小学生サッカーコーチママが最初に悩むこと
小学生サッカーのコーチママが悩みやすい「選手が話を聞かない」問題。その原因と、指導力や性別の問題ではない本当の理由、現場でできる改善策を実体験からまとめました。
小学生サッカーの指導に関わり始めて、
多くのコーチママが一度は悩むことがあります。
「選手が話を聞いてくれない」
集合して説明をしているのに、
よそ見をしていたり、ボールを触っていたり、隣の子と話していたり。
そんな姿を見ると、いろいろな不安が一気に押し寄せてきます。
選手が話を聞かないときに浮かぶ不安
自分に指導力がないのではないか
「伝え方が下手なのかな」
「言葉が足りないのかな」
そんなふうに、自分の指導力を疑ってしまいます。
女性だから舐められているのではないか
特にママコーチの場合、
「女性だから軽く見られているのでは?」
と感じてしまうこともあります。
サッカーの実力がないからでは?
「自分が元プロでも、強豪校出身でもないから」
そんな理由を探してしまい、どんどん自信を失っていくこともあります。
でも気づいた「とてもシンプルな理由」
いろいろ悩んだ末に、
ふと冷静に練習を振り返って気づいたことがありました。
選手は、今なにをする練習なのかが分かっていなかったからです。
選手の頭の中で起きていること
練習の目的が見えていない
- 何の練習なのか
- 何を意識すればいいのか
- どんなプレーを期待されているのか
これが分からないと、
子どもたちは集中することができません。
集中できず、考えが別の方向へいく
目的が分からないまま話を聞いていると、
自然と意識は別のところへ向かいます。
そしてコーチから見ると
「話を聞いていない」
ように見えてしまいます。
コーチが怒る → 選手の記憶に残るのは「怒られたこと」だけ
話を聞いていないように見えると、
つい強い口調になってしまうこともあります。
でも選手側の立場で考えると、
記憶に残るのはこうです。
練習の内容 → よく分からない
コーチの話 → 長い
残った印象 → 怒られた
これでは、
サッカーが楽しくなるはずがありません。
選手がかわいそうになる瞬間
選手は、
「ふざけよう」と思っているわけではありません。
- 何をするか分からない
- どう動けばいいか分からない
- でも怒られた
結果として残るのは、
「自分はダメなんだ」という感情だけ。
それは、選手がかわいそうです。
コーチは偉くない。まず自分を疑う
ここで大切にしたい考え方があります。
コーチは偉くない。
選手が話を聞いていないと感じたとき、
まず疑うべきは「選手の態度」ではありません。
まず確認したいこと
- 練習の目的は伝わっていたか
- 説明は長すぎなかったか
- 準備はできていたか
話や説教に時間を使うのはもったいない
小学生の部活や練習時間は限られています。
長い説明や説教に時間を使ってしまうと、
一番大事な「動く時間」が減ってしまいます。
集中を生むために必要なこと
まずは「何の練習か」を明確にする
説明はシンプルで十分です。
- 今日のテーマ
- 何を意識するか
- できたらOKなこと
これだけで、選手の集中力は変わります。
ゲーム性を入れて楽しさを足す
- 制限付きゲーム
- ポイント制
- 簡単なルール設定
楽しさが加わると、
自然と選手は前を向きます。
練習メニュー準備が集中力を左右する
実は、
選手の集中力が切れる原因は、コーチ側の準備不足
ということも少なくありません。
指導と集中力の関係(表で整理)
| 状態 | 選手の様子 | 原因 |
|---|---|---|
| 集中している | 前を向く・質問が出る | 目的が明確 |
| 集中できない | よそ見・私語 | 内容が不明 |
| 雰囲気が悪い | 怒られる | 説明が長い |
テキパキ動く練習が一番の指導
コーチとして大切なのは、
選手を「黙らせる」ことではありません。
選手たちをテキパキ動かすこと。
- 準備されたメニュー
- 流れのある練習
- 無駄な待ち時間を作らない
これができると、
自然と話を聞くようになります。
実際に現場に立ってみると、
選手だけではなく コーチ同士の関わり方やチームの空気 が
子どもたちの集中力に大きく影響していると感じます。
小学生サッカーで感じた
コーチの役割とチームの環境 については、
こちらの記事にもまとめています。
まとめ|話を聞かない=指導力不足ではない
小学生サッカーで、
選手が話を聞かないのは珍しいことではありません。
でもそれは、
- 女性だから
- 実力がないから
- 舐められているから
ではありません。
練習の目的が伝わっていないだけ。
コーチは偉くありません。
まずは自分の準備や伝え方を見直すこと。
選手が集中できる環境を作ることが、
結果的に一番の指導になります。







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