家でもできる!フットサル女子初心者のための基本ボールタッチ・ドリブル練習

初心者練習

「フットサルを始めたけど、ドリブルが苦手」「ボールを持つと慌ててしまう」
そんな悩みを持つ女子初心者はとても多いです。でも実は、ドリブルがうまくなる第一歩は、試合や広いコートではなく家でもできるボールタッチ練習にあります。

今回は、スペースがなくても取り組める、初心者におすすめのボールタッチ練習を紹介します。どれもその場ででき、毎日少しずつ続けることで、ボールを扱う感覚が自然と身についていきます。


家ドリブル練習が初心者におすすめな理由

フットサル初心者がドリブルでつまずく原因の多くは、「技ができない」ことではなく、「ボールに慣れていない」ことです。
試合中にボールを持つと焦ってしまったり、足元からボールが離れてしまうのは、ボールに触れる回数が圧倒的に少ないからです。

家でのボールタッチ練習は、
・広いスペースがいらない
・誰にも見られず練習できる
・短時間でも効果が出やすい
というメリットがあります。

1日5分〜10分でも、ボールに触る習慣を作るだけで、プレー中の安心感が大きく変わります。まずは「ドリブル=運ぶ」ではなく、「ドリブル=ボールを触る感覚づくり」と考えてみましょう。


まず覚えたい足裏タッチ系ボールタッチ練習

フットサルでは足裏を使う場面がとても多く、初心者のうちから足裏に慣れておくことが大切です。

足裏タッチ前後
ボールの上に足裏を乗せ、前後に転がします。体はリラックスし、ボールが常に足の下にある感覚を意識しましょう。

足裏タッチ左右
足裏でボールを左右に動かします。視線は下を見すぎず、慣れてきたら前を見る意識を持つと◎。

足裏タッチ左右を下がりながら
左右の足裏タッチをしながら、少しずつ後ろへ下がります。試合中のボールキープに近い動きなので、初心者にとてもおすすめです。

足裏インロール
足裏でボールを引き、インサイドで横へ流します。足裏とインサイドの使い分けを覚えるのに最適な練習です。

これらの練習は、スピードよりも正確さとリズムを大切にしましょう。


インサイドを使ったタッチでドリブル感覚を身につける

足裏に慣れてきたら、次はインサイドを使ったボールタッチに挑戦します。

インタッチ
左右のインサイドで、ボールをトントンとリズムよく触ります。足元でボールをコントロールする感覚が身につきます。

ダブルタッチ
片足のインサイドでボールを動かし、同じ足のアウトまたはインで続けて触ります。最初はゆっくりでOKです。

これらのタッチ練習は、ドリブル中にボールを細かく扱うための基礎になります。
最初はミスしても気にせず、「ボールが足から離れすぎない」ことを意識してください。


家でもできるボールタッチ練習は、地味に感じるかもしれませんが、確実にプレーを変えてくれます。
「ボールが怖くなくなった」「足元が落ち着いた」
そんな変化を感じられるようになると、フットサルはもっと楽しくなります。

まずは今日、ボールを1個用意して、できる練習を1つだけやってみてください。その一歩が、上達への近道です。

まとめ|ボールタッチの組み合わせがドリブルの幅を広げる

今回紹介したボールタッチ練習は、一つひとつはとてもシンプルですが、組み合わせを考えるだけでドリブルの幅は大きく広がります
足裏タッチ前後から左右につなげたり、足裏タッチのあとにインタッチやダブルタッチを入れるだけでも、動きに変化が生まれます。「次はどのタッチを使おう」と考えながら練習することで、試合中にも自然とアイデアが出てくるようになります。

ドリブルは特別な技を覚えることよりも、持っているタッチをどうつなげるかが大切です。家で覚えたボールタッチを自由に組み合わせ、自分なりのバリエーションを増やしていくことで、ボールを持つ楽しさと自信が少しずつ身についていきます。まずは考えながら触ることを意識してみてください。

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