フットサルを始めたばかりの女子初心者にとって、「パスを正確に蹴る」ことは意外と難しく感じるポイントです。強く蹴ろうとしてボールが曲がってしまったり、味方に届かなかったりすると、自信をなくしてしまうこともありますよね。
でも実は、パスの蹴り方は難しい技術を覚えなくても、基本を押さえればたった5分の練習で大きく変わります。今回は、初心者がまず身につけたいパスの蹴り方と、短時間でできる練習方法を紹介します。
最後に動画もご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
パスはまずインサイドで蹴るのが基本
フットサル初心者が最初に覚えるべきパスの蹴り方は、インサイドキックです。インサイドとは、足の内側の平らな部分のこと。ここを使うことで、ボールにしっかり力が伝わり、方向も安定しやすくなります。
蹴るときのポイントは、「強く蹴ろうとしない」こと。初心者ほど力を入れすぎてしまいがちですが、正確なパスには力よりもミートが大切です。
足の内側をボールに当て、ボールの中心にミートすることを意識しましょう。中心を捉えられると、ボールは回転せず、真っ直ぐ転がります。
また、軸足はボールの横に置き、つま先は狙いたい方向へ向けます。この姿勢を作るだけで、パスの精度はぐっと上がります。
ボールの中心にミートする感覚を身につけよう
パスが曲がってしまう原因の多くは、ボールの中心を外して蹴っていることです。つま先寄りに当たると浮いてしまい、外側に当たるとボールは横に流れてしまいます。
そこで意識したいのが、「足のどこに当てるか」よりも、「ボールのどこを蹴るか」です。
インサイドの平らな面を使い、ボールのど真ん中を捉える。この感覚を覚えるだけで、パスは安定します。
最初は止まっているボールでOKです。無理に動きながら蹴る必要はありません。
止まった状態で、フォームとミートを意識しながら蹴ることで、正しい感覚が身についていきます。
コートのラインを使った真っ直ぐ蹴る5分練習
短時間で効果的なのが、コート上のラインを使った練習です。
やり方はとてもシンプル。コートに引かれている白線の上にボールを置き、そのラインに沿って真っ直ぐパスを蹴るだけです。
目標物として、コーンやボトル、壁などをラインの先に置くと、より意識しやすくなります。「ラインの上をボールが転がるか」を確認しながら蹴ってみてください。
この練習のポイントは、
- インサイドで蹴る
- ボールの中心にミートする
- 目標物に向かって真っ直ぐ蹴る
この3つだけです。5分間、丁寧に続けるだけでも、パスの感覚は確実に良くなります。
フットサルは、正確なパスができるようになると一気に楽しくなります。まずは難しいことを考えず、基本のインサイドパスを5分練習することから始めてみてください。その積み重ねが、自信と楽しさにつながっていきます。
@shikayoriutira たった5分で初心者女子がパスの練習してみたら、上手くなった #サッカー #パス #練習法 #女子サッカー ♬ Surges – Orangestar (feat. 夏背 & ルワン)
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