小学生サッカーの大会前は、子どもたちだけでなく保護者やコーチにとっても緊張する時期です。特に「コーチママ」という立場だと、指導者としての視点と母としての気持ちの両方が入り混じり、どう関わるべきか悩むことも多いのではないでしょうか。
私はサッカー経験は初級〜中級レベルですが、子どもたちと同じ目線で向き合うことを大切にしてきました。この記事では、小学生の大会前にコーチママとして気を付けたいポイントを、実体験を踏まえてお伝えします。
技術よりも「気持ちの準備」を最優先に
大会前になると、どうしても「もっと上手くさせたい」「ミスを減らしたい」と技術面に目が向きがちです。しかし小学生にとって一番影響が大きいのはメンタルです。
「勝たなきゃいけない」「失敗したらどうしよう」と不安を抱えたままでは、普段できているプレーも出せません。練習では細かい修正よりも、「よく声が出ているね」「チャレンジしていていいよ」と前向きな声かけを意識しましょう。安心感が、結果的に良いプレーにつながります。
コーチとママの立場を使い分ける
コーチママは便利な存在である一方、距離感が難しい立場でもあります。大会前は特に「家でもサッカーの話ばかり」になりがちです。
家ではあえてサッカーの話題を控え、リラックスできる環境を作ることも大切です。コーチとして伝えたいことは練習中に、ママとしては「体調大丈夫?」「早く寝ようね」と生活面のサポートに徹しましょう。この切り替えが、子どもの心を安定させます。
他の子と比べない、比べさせない
大会が近づくと、レギュラーやポジション、出場時間などが話題になります。無意識のうちに「○○くんは上手だね」と比較してしまうこともありますが、これは要注意です。
子どもは大人が思う以上に敏感です。「自分は足りないんだ」と感じると、自信を失ってしまいます。昨日の自分と比べて「前より走れているね」「声が出るようになったね」と成長に目を向けた声かけを心がけましょう。
大会当日を想定した準備をしておく
大会当日は、普段と違う環境で子どもは疲れやすくなります。集合時間、移動、待ち時間、食事など、事前にイメージしておくことが重要です。
特に小学生は空腹や眠気が集中力に直結します。消化の良い補食や飲み物の準備、前日の早めの就寝など、生活面のサポートはコーチママの大事な役割です。「サッカー以外の準備」が、実は一番の勝負どころかもしれません。
結果より「経験」を大切にする姿勢を示す
大会では勝ち負けが必ずつきます。負けた時、子どもはとても落ち込みます。その時に大人がどう振る舞うかで、次への成長が変わります。
「悔しかったね」「でも最後まで走ってたよ」と、気持ちと行動の両方を認めてあげましょう。結果だけを評価しない姿勢を見せることで、子どもは安心して次のチャレンジができます。小学生の大会は、未来につながる大切な経験の場なのです。
まとめ
大会前の関わり方一つで、子どもの表情やプレーは大きく変わります。コーチママだからこそできる、心と生活のサポートを大切にしてください。勝敗以上に、「サッカーが楽しい」「挑戦してよかった」と思える大会になることが、何よりの成功です。


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