沖縄でサッカー初心者ママが「JFA公認D級コーチライセンス」を取得するまで

小学生サッカーママコーチ

沖縄に来てから、サッカーやフットサルがとても身近な存在になりました。
公園やグラウンドでは、子どもたちが当たり前のようにボールを蹴り、大人も自然に混ざっています。

でも正直に言うと、私はずっと
「見る側」「応援する側」
で、プレーする側でも、教える側でもありませんでした。

サッカー経験は少しでフットサルはまあまあ経験あり。
アラフォーで、女性で、初心者。

「コーチライセンスなんて、私には関係ない」
そう思っていた私が、沖縄でJFA公認D級コーチライセンスを取得することになったのは、
息子が小学校のサッカー部に入部してから思うようになったからです。

沖縄はスポーツが身近だからこそ、
・どう関わるか
・どんな声をかけるか
・安心できる環境を作れているか
が、とても大切だと感じるようになりました。

感覚や勢いではなく、ちゃんと学んだ上で関わりたい。
そう思って調べた先にあったのが、D級コーチライセンスでした。

この記事では、
沖縄在住・女性・サッカー未経験・初心者の私が、D級ライセンスを取得したリアルな体験をまとめています。
「興味はあるけど不安」という方の背中を、そっと押せたら嬉しいです。


JFA公認D級コーチライセンスとは(2026年版)

こんな人におすすめ

  • サッカー未経験だけど、子どもに関わりたい
  • 女性・初心者目線で安心できる指導を学びたい
  • 勝ち負けより「楽しさ」を大切にしたい
  • 保護者として、正しい知識を身につけたい

JFA公認D級コーチライセンスは、
主に12歳以下(U-12)の子どもたちに、サッカーの楽しさを安全に伝えるための入門的な指導者資格です。

サッカー経験の有無は問われず、
未経験者や「子どもがサッカーを始めたこと」をきっかけに取得する保護者も多いのが特徴です。

サッカーD級ライセンスは、子どもたちに「安全に・楽しく」サッカーを伝えるために必要な知識と考え方を学べる資格です。自己流の指導では、知らず知らずのうちに子どもを追い込んだり、ケガのリスクを高めてしまうことがあります。

D級では、発育発達に合った関わり方や声かけ、熱中症などの安全管理を体系的に学ぶことができます。さらに、多くの公式大会ではD級以上のライセンスを持つ指導者でなければ、ベンチに入り試合中に選手へ声をかけることができません

正しい立場と知識を持って子どもたちを支えるために、D級ライセンスは大きな意味を持ちます。


1. 受講資格と目的

■ 受講資格

  • 満15歳以上であれば誰でも受講可能
  • サッカー未経験者もOK
  • 保護者・初心者・女性の受講者も多数
    私が受けた時はサッカー未経験の野球が得意な方もいらっしゃいました。

■ 目的

  • 主に U-12(12歳以下)世代 を対象
  • 子どもたちに
    • サッカーの楽しさ
    • 安全なプレー環境
    • 前向きな関わり方
      を伝えられる指導者になること

「勝たせる指導」よりも、
育成・楽しさ・安全性を重視した内容になっています。


2. 講習内容と期間

■ 期間

  • 沖縄では1日で約7時間でした
  • 開催日数や時間は、各都道府県サッカー協会によって異なります。私は2025年12月受講しました。確か12月は2回ほど開催されていました。

■ 講習内容

講義(約7時間)

  • サッカーの精神・理念
  • 子どもの発育発達
  • メディカル(熱中症・ケガ対応など)
  • 大人(指導者・保護者)の関わり方

実技(約2時間)

  • 基本テクニック
  • ゲーム形式の練習

※実技は「上手さ」よりも、
声かけ・進め方・安全配慮が重視されます。

テレビで見るようなあんなに激しい運動量ではなく、普段から運動不足の方でも気軽に参加できる内容となっていました。

途中で休憩も挟むので無理なく楽しく参加することができました。

■ 試験

  • 筆記試験はなく、グループワークが活発に行われました。

3. 費用(2026年度目安)

■ 受講料

  • 2万円

■ 指導者登録料

  • 年間 3,000円
  • 18歳未満は無料

※講習修了後、登録手続きを行って初めてライセンス取得となります。


4. 申し込み方法

■ ① JFA ID を取得

  • JFA公式Webサイトで個人IDを作成

■ ② KICKOFF で検索・申込み

  • JFAの登録システム 「KICKOFF」 にログイン
  • 居住地や近隣地域で開催される
    D級コーチ講習会 を検索
  • 希望日程に申し込み

※けっこうすぐに満員になるため
こまめなチェックがおすすめです。


■ 更新制度

  • 指導者登録の更新は必要
  • D級はリフレッシュポイント(再研修)の義務なし
  • 比較的、維持しやすい資格

■ ステップアップ

  • D級取得後、
    より専門的な指導を目指す場合は
    C級ライセンスへの進級が可能

5.当日の流れ

時間厳守で集合。路駐は厳禁で協会から指定された駐車場に必ず駐車しましょう。

■持参したもの

当日持参したものはこちら。

  • トレーニングシューズ(今回は学校の運動場)
    特に指定はなかったので、トレシューでもスパイクでも動きやすい運動靴とそれぞれ持参されていました。

  • 動きやすい服装

  • 筆記用具

  • 水筒

  • 着替え

沖縄はとにかく暑い。
女性の場合、汗・日差し・体力消耗を甘く見ない方がいいです。
水分は多め、着替えがあるだけで安心感が違いました。

■午前中は主に実技

技術は求められません。準備運動をして何種類かの練習をしたのち、ミニゲームをします。

このミニゲームはゴールポストを移動させたり、ルールを変えたりして行いました。ここでただミニゲームを楽しむのではありません。ちゃんと意味があります。

・どのパターンがゴールが何本決まったか?
・どのパターンがパスしやすいか?
・どのパターンのほうがシュートを打ちやすいか?
・何パターンのミニゲームをしたか?

と実技練習が終わった後にリマインドする時間がありました。要はコーチ目線で選手がどのような状況が練習しやすいのかとかなど、コーチが練習が作り実践してどうだったか?までの評価をするまでの練習だったのです。

D級ライセンスでは指導者さんの言われた通りに動くだけなので、実際に練習内容を作り実践することはありませんが、C級からは実際にやるのでいい勉強になりました。

また指導者さんからの的確な指示、声がけに配慮があり、
できなくても否定されない空気がとても心強かったです。


■午後は主に講義

特に心に残っている講義があります。

それはサッカー指導者の振る舞いと声がけの仕方です。

指導者の振る舞いは、子どもたちの「当たり前」をつくる

サッカーの現場で起きる暴力や言葉の暴力は、特別な人だけの問題ではありません。指導者の立ち振る舞いや感情的な言動は、子どもたちにとって「それが普通」「許される行動」として受け取られてしまいます。

大人が怒鳴る、威圧する、否定する姿を見て育った子どもは、同じような行動を仲間や後輩に向けてしまう可能性があります。指導者の振る舞いは、技術以上に子どもたちの価値観や行動基準を形づくる、大きな影響力を持っているのです。

声がけ一つで、サッカーは「楽しい」か「怖い」かに分かれる

指導者の声がけは、子どもがサッカーを好きになれるかどうかを左右します。否定的な言葉や怒りを含んだ指示は、失敗を恐れさせ、挑戦する気持ちを奪ってしまいます。

一方で、過程を認める声がけや落ち着いた伝え方は、子どもに安心感を与え、自分で考え行動する力を育てます。暴力や言葉の暴力をなくすためには、技術指導以前に、指導者自身が「どう関わるか」を学ぶことが欠かせません。

リスペクトを基盤にした指導が、子どもたちの未来を守る

サッカーの指導現場で暴力や言葉の暴力をなくすためには、リスペクトを大切にする心と振る舞いが欠かせません。選手を一人の人として尊重し、感情ではなく対話で関わる姿勢は、安心できる環境を生み出します。

指導者のリスペクトある行動は、子どもたちが他者を思いやり、サッカーを前向きに楽しみ続ける土台になります。


4. 結びに

D級ライセンスをとろうと思いきって行動してよかったと思います。
試合でベンチに入り自信をもって声かけができるし、何より選手との関わり方の改善方法が以前より明確になったからです。


どうしてもコーチという存在は上に見られがちですが、その立場だからこそ、学ばなければいけない関わり方があると思っています。

✅沖縄でサッカーやフットサルに関わる女性
✅子どもがサッカーをしているママ
✅小学生の気持ちを大切にしたい人

にとって
D級コーチライセンスはとても心強い学びになります。

「私なんかが…」と思っているなら、
それはきっと、最初の一歩を踏み出す合図です。

こうやって子どもたちの育成に関わっていく中で、日々サッカーに対する熱が上がっています。
JFAが掲げる目標に少しでものっかれればと最近強く思います!

▶︎JFAの目標

狭い沖縄、でも本当は広い沖縄に1つサッカー場を作ることを目標に「サッカーを続けてよかった」と言える親子を増やせるよう、今日も小学生のサッカーコーチに携わります!

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